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【2007.8.30】 Jeepta@越谷EASY GOINGS




 彼らの実力を判断するのに、長い時間は必要なかった! 1曲目の「LOOP」が始まった途端、観客の視線はステージに釘付けになった。
 4月にリリースした3曲入りのマキシシングル「リコール」がライヴ会場でよく売れているという噂のバンド、Jeepta。正直、音のみを聴いた時には、“たしかにいいバンドではあるけど……”といった程度の感想を持っただけであった。
 しかし、今この瞬間、彼らのライヴを目にした時、それは愚かな勘違いであることに気がつかされた。もう、その場所から動くことができない。まるで、放つ音が意識を持った生き物のように聴く者の耳に、そして身体に絡みついてくる。
 Jeeptaのサウンドは、何かに取り憑かれたかのように観客の視線を、そして意識を強引にステージの彼らに向けさせるだけの説得力があった。

 鋭いカッティングとうねるようなリズム隊、そして、その上を雲のように流れる石井 卓(vo,g)の歌声。この4ピースは何者にも例えようがなく、何に例える必要もない彼らだけの個性だ。
 バンドのリーダーでもあり、牽引役でもあるサトウ ヒロユキ(b)の中低域のグッと腹にくる低音。彼の指先は絶妙なニュアンスで曲に緩急を付けていく。また、紅一点の青木奈菜子(ds)とのズバッズバッと面白いように決まるコンビネーションは本当に痛快だ。それはサッカーの試合で面白いようにシュートが決まるとか、そういった類の気持ちよさにも似ていた。
 ステージ上で、独特のパフォーマンスとファッション、そしてひょうひょうとしたステージングを見せる、choro(g)。彼の指先から溢れ出るフレーズは、まるで音をコラージュしていくかのようにJeeptaのサウンドに彩りを与えていく。
 フロントマン石井の歌う詩世界は、どこか儚く、不確実ながら、どこか確かな自信を秘めたもの。それは“どんなに馬鹿にされても人気がなくても、いざとなれば自分にしかできないことがあるんだ”という、バンド名の由来にもなった絵本「しょうぼうじどうしゃじぷた」の話にも重なるところがあるような気がしてならない。

 弱い者への憂いと決して媚びない自信。力強いバンドサウンドとは正反対とも言える、繊細で優しい一面が、彼らのひとつの魅力ではないだろうか?
 今回ライヴ前に行ったExcite Music Mall掲載のインタヴューの中で、「決して音楽だけにはこだわっていない、何かを表現したい時、そこに楽器があった」という話をしていたが、彼らは楽器を絵筆に、ステージをキャンバスに、彼らの想う作品を描いていく。それは時に優しく、時には儚く、そして、どこか力強い。彼らの物語はまだ始まったばかりだ。〈取材:西沢八月/撮影:田上知枝〉

【SET LIST】 1.LOOP 2.日々無情 3.リコール 4.旅路 5.心の鳥

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» Jeepta(2) 送信元 Coffee, Cigarettes & Music
すっごく久々に、友人のバンドJeeptaのライブに行ってまいりました。ボーカルの石井氏、ドラム青木氏は大学時代の友人、ベースヒロユキ氏は高校時代の友人のバ... [詳しくはこちら]

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■田上知枝
〈ONPOO.net編集長〉
田上知枝
老舗ロック雑誌「ロッキンf」で8年、編集に従事。その後、「ジャズライフ」の編集および広告営業と並行して、音楽誌やファッション誌、テレビ誌など他誌の編集や執筆も手がける。2004年9月、フリーペーパー「music UP’s」を創刊し、編集長として22冊を発行。現在はONPOO.netの編集をはじめ、ONPOOで行う各事業に参加している。ONPOO.netおよびPooPlayerに関する最新情報はコチラから!
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「知名度の有無に関係なく、カッコいいと思ったバンド、可能性を感じたバンドを紹介して、本気でバックアップしていきたい」という考えを軸に2003年6月より下北沢を中心にイベントを始める。今までイベントに出演したバンドを集め、2005年・2006年にそれぞれ1枚ずつV.A.『wild gun crazy compilation』(3枚組・全36バンド参加)を発売。本ブログでは、主宰者・遠藤冬真がオススメするイベントやアーティストをご紹介!
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■兵頭尚吾
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兵頭尚吾
愛媛県宇和島市出身。18歳で上京。音楽業界への入り口として19歳で渋谷DeSeOにブッキングアシスタントとして就職。しかし渋谷の風が非常に冷たく、約半年で解任。東京の恐さを感じる。情緒不安定の中、高田馬場CLUB PHASEが愛の手 を差し出してくれる。もちろんガッツリ握手。気が付けば店長まで昇りつめる。そして、新しい人生を歩くために山口県周南市へと越す。2007年10月5日、176日の準備期間を経て、ついに「LIVE rise SHUNAN」オープン! 西日本最 西端から怒濤の旋風を巻き起こす!!
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■水口浩志
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水口浩志
都内の某FM局にてROCK番長(自称)として君臨。某衛星放送にてインディー専門番組を担当したり音楽誌で原稿を書いたりイベントをやったりラーメンを食べたり……。現在はSHIBUYA Lushと高円寺CLUB LINERを中心にブッキングに励んでいる。ほぼ将来のビジョン無し、でも確固たる自信はあり! いちばん先行きが危険な音楽人の典型。今日も麺食ってライヴ観るぞ!!
■永島慎司
〈ワタナベフラワー担当マネージャー〉
wildguncrazy
JOYSOUNDで選曲中にOAされる番組「LIVESTAR's RECOMMEND」のMC、クマガイタツロウがヴォーカルをつとめるワクワクロックンロールバンド「ワタナベフラワー」担当マネージャー。ライヴ中はステージでシャボン玉や文字パネル、はたまた肩車などで演出も担当する次世代移動型マネージャー!好きな言葉は「大器晩成」。まだまだ未熟です。本ブログでは、ワタフラマネージャーとしての日々を綴るほか、JOYSOUND「リアルタイムリクエスト」のランキングの変動の様子をウキウキウォッチング!
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