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【12.18】 LIVESTAR's CAMP vol.4@下北沢MOSAiC


warsaw   3markets㈱

今回の「LIVESTAR's CAMP」は、会場のMOSAiCに加えて、wild gun crazyとの共同開催となった。
wild gun crazyの企画するイベントは本イベントをもって年内は終了。
主宰者・遠藤冬真氏も力が入っていたようで、非常にクオリティの高いアーティストがMOSAiCに集まった。

まず登場したのは、さとうよう(g,vo,toy piano,etc)を中心とした“不定型”バンド、ukishizumi
全員が着席して、さとうが歌いだしたのは、「LIVESTAR's CAMP~♪」というフレーズ。
ほぼ即興で作ったそうだが、イベント主催者からすると、こういった心遣いがじつに嬉しかったりする(どうもありがとう!)。
彼らのステージは、おもちゃのピアノを演奏したり、さとうのフェミニンな魅力も手伝い、なんだか愛しい想いのするものだった。
静寂の中にも、さとうの伝えんとするメッセージや、ドラマ性が色濃く表現されたステージだった。

続いてはマサーシー&THE HEARTBREAK BROTHERSが登場。
無国籍な衣服をまとった西張(vo,g)は、一際目を引く存在だ。
自らを「ねじれた旋律とへんてこな合言葉をあやつる音楽隊」と称する彼ら。
ファンタジーでありつつも、西張の鋭い眼光はしっかりと現実を見据えている印象だ。
混沌とした世界観と独自の存在感で強くアピールした。
⇒マサーシー&THE HEARTBREAK BROTHERSの曲をフル試聴する〈全8曲〉


ノアローもまた個性的なバンド。
アコースティックとバンド形態の二つのフォーマットでライヴを行なっているという。
この日はアコースティック編成。
林真穂子(vo)は立ちつくしたまま、その華奢な身体から切に胸に迫る歌声を聴かせる。
会場の隅々までを、ノアローのサウンドが、優しく、美しく包み込んだ。
⇒ノアローの曲をフル試聴する〈全2曲〉

会場の空気を一変させたのはSPELUNKER
持ち前のポップセンスあふれる楽曲でカラフルな世界を形成、ストレートなサウンドとコーラスワークがじつに心地いいステージを見せてくれた。
⇒SPELUNKERの曲をフル試聴する〈全1曲〉

ポピュラリティある楽曲を聴かせたwarsawは、いしばしさちこ(vo,kb)と足立洋介(vo,g)によるツインヴォーカルを中心としたバンド。
素直なメロディーと表現方法は、すっと身体に入りこんでくるナチュラルさで、とても好感の持てるステージだった。
⇒warsawの曲をフル試聴する〈全1曲〉

トリを飾った3markets(株)の演奏は明快でムダがない。
その分、より歌詞が際立って聴こえ、観客も楽曲に感情移入しやすい。
ラストに演奏された、かざまが父親への想いを歌った「ダディ」という曲は、歌詞の素晴らしさも含め、じつに心に染みる名曲&名演だった。
感情を歌に昇華させる〈感情の株式会社〉、3markets(株)。
彼らの歌にはネガティヴなことを歌ったものが多い。
だが人は、ツライ気持ちや悲しい想いを抱えながらも生きている。
だからこそ我々は、彼らの歌に共感するのだろう。
⇒3markets㈱の曲をフル試聴する〈全6曲〉

●取材:田上知枝(ONPOO.net)
●撮影:田上知枝/東京神父(3markets㈱)

 

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プロフィール

■田上知枝
〈ONPOO.net編集長〉
田上知枝
老舗ロック雑誌「ロッキンf」で8年、編集に従事。その後、「ジャズライフ」の編集および広告営業と並行して、音楽誌やファッション誌、テレビ誌など他誌の編集や執筆も手がける。2004年9月、フリーペーパー「music UP’s」を創刊し、編集長として22冊を発行。現在はONPOO.netの編集をはじめ、ONPOOで行う各事業に参加している。ONPOO.netおよびPooPlayerに関する最新情報はコチラから!
■遠藤冬真
〈wild gun crazy主宰〉
wildguncrazy
「知名度の有無に関係なく、カッコいいと思ったバンド、可能性を感じたバンドを紹介して、本気でバックアップしていきたい」という考えを軸に2003年6月より下北沢を中心にイベントを始める。今までイベントに出演したバンドを集め、2005年・2006年にそれぞれ1枚ずつV.A.『wild gun crazy compilation』(3枚組・全36バンド参加)を発売。本ブログでは、主宰者・遠藤冬真がオススメするイベントやアーティストをご紹介!
■wild gun crazy公式サイト
■兵頭尚吾
〈Live rise SHUNAN店長〉
兵頭尚吾
愛媛県宇和島市出身。18歳で上京。音楽業界への入り口として19歳で渋谷DeSeOにブッキングアシスタントとして就職。しかし渋谷の風が非常に冷たく、約半年で解任。東京の恐さを感じる。情緒不安定の中、高田馬場CLUB PHASEが愛の手 を差し出してくれる。もちろんガッツリ握手。気が付けば店長まで昇りつめる。そして、新しい人生を歩くために山口県周南市へと越す。2007年10月5日、176日の準備期間を経て、ついに「LIVE rise SHUNAN」オープン! 西日本最 西端から怒濤の旋風を巻き起こす!!
■「LIVE rise SHUNAN」公式サイト
■水口浩志
〈イベンター〉
水口浩志
都内の某FM局にてROCK番長(自称)として君臨。某衛星放送にてインディー専門番組を担当したり音楽誌で原稿を書いたりイベントをやったりラーメンを食べたり……。現在はSHIBUYA Lushと高円寺CLUB LINERを中心にブッキングに励んでいる。ほぼ将来のビジョン無し、でも確固たる自信はあり! いちばん先行きが危険な音楽人の典型。今日も麺食ってライヴ観るぞ!!
■永島慎司
〈ワタナベフラワー担当マネージャー〉
wildguncrazy
JOYSOUNDで選曲中にOAされる番組「LIVESTAR's RECOMMEND」のMC、クマガイタツロウがヴォーカルをつとめるワクワクロックンロールバンド「ワタナベフラワー」担当マネージャー。ライヴ中はステージでシャボン玉や文字パネル、はたまた肩車などで演出も担当する次世代移動型マネージャー!好きな言葉は「大器晩成」。まだまだ未熟です。本ブログでは、ワタフラマネージャーとしての日々を綴るほか、JOYSOUND「リアルタイムリクエスト」のランキングの変動の様子をウキウキウォッチング!
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